手づくり3人展(2020.6/9~6/14)

熊本県伝統工芸館スタッフ

2020年06月09日 13:56

手づくり工房3人展
河野 寿仁子(熊本市)
開催期間・・・令和2年6月9日(火)~6月14日(日)
時間・・・・・9:30~17:30※最終日は16:30まで
会場・・・・・熊本県伝統工芸館 2階展示室A
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こんにちは、熊本県伝統工芸館です。

ただ今「2階展示室A」では、「手づくり工房3人展」が開催中です。
会場には手づくりのネクタイやバッグ、ポーチなどの展示販売が行われています。




主催者の河野さんは長年ネクタイを手作りされてきました。
近年ではネクタイの他にも帽子やストールなども作られています。



「帽子は、あえてツバを前は長く、後ろは短く作っています。
 前は隠れた方がいいけれど、最近は首元にスカーフを巻くのが流行りだから後ろが短い方がいいでしょ。
夏は涼しくていいですよ」

そう話される帽子は、木綿や着物の古布・もともとネクタイを作るのに使っていた大島の生地など様々な布で作られています。

「大島の生地はちょっとの水濡れならびくともしないんです。
 これは織じゃなくて染で柄を出した生地で、風合いがおもしろいでしょう」



この生地の他にも、海外のシルクなどを使ったネクタイが並びます。
同じシルクを使ったループタイやタイピンもありますよ。
「男性だけでなく女性にもワンポイントのおしゃれでおすすめです」



柿渋染のバッグは吉田 登志子さんのもの。
布に柿渋をかけると1つ1つ風合いが異なった独特の雰囲気が生まれます。
吉田さんはこの布にストライプ状にミシンをかけ、ミシンで縫った線と線の間にできた空間に毛糸を通すそうです。
そのようにして表面に凸凹したアクセントをつけて柿渋染の布をバッグに仕上げます。



「どこにも無いオリジナルって感じがいいでしょう」と河野さん。





その他にも、これからの季節にぴったりの日傘やワンピースなど沢山揃っています。
中には今回の在庫かぎりの作品もあるそう。

皆様のご来場をお待ちしております。


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