木枡(マス)作り体験(2019.1.14)

熊本県伝統工芸館スタッフ

2019年01月18日 13:41


☆ミニワークショップ「木枡(マス)作り体験」☆

こんにちは
2019年はじめてのワークショップのレポートは1月14日(月・祝)に開催された「木枡(マス)作り体験」です。

講師は八代郡氷川町にある「木工房ひのかわ」の古島隆一さんをお招きしました。
参加者は女性6名+元気な3兄弟。
二合枡(360㎖)を組継ぎで作ります。
素材は水に強いサワラ(椹)材です。


短辺4つのうちの1つを七枚組継ぎでつなぎ、底をあわせて仕上げます。
見るからにむずかしそうです(^-^;

「木工は丁寧な仕事が必要なので女性に向いていると思います。」という古島先生の声を励みにいざ!墨入れを開始‼


寸法を取る道具を使うのにも一苦労。おっかなびっくりです。

寸法が取れたら、のこぎりを入れていきます。
残すところ、落とすところに印をいれて、切込みを入れます。


罫書きの線のギリギリのところにのこぎりを入れ、
切込みが入ったらノミで不要部分を落としていきます。


なかなか組むことができず四苦八苦しながらも、先生に助けられ、なんとか組むことができました!


側面に軽くやすりをかけ底板をつけて、最後にも一度やすりをかけて完成です!


2時間の予定が、倍の4時間かかった今回のワークショップ。
なれない道具や作業に苦労しながらも、一人の脱落者も出ず
見事、完成させることができました☆

苦労があった分、愛着のある一品になった枡。
水分も漏れずに入れることができましたよ(^^♪
節分に晩酌に活躍しそうです!


「ミニワークショップ・講演会」はおかげさまで毎回大変ご好評をいただいております。
ワークショップの概要は熊本県伝統工芸館内の掲示や催事案内のほか、ホームページでもご確認いただけます。
参加人数に限りがあるため、人気のワークショップはすぐに定員に達してしまい、お断りする場合もございます。
ご了承下さい。

みなさまのご参加お待ちしております!

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