匠の技と心~未来に繋ぐ熊本の工芸Ⅰ~(2019.6.18~9.1)

熊本県伝統工芸館スタッフ

2019年06月22日 17:33


- 匠の技と心~未来に繋ぐ熊本の工芸Ⅰ~ -
熊本県伝統工芸館 企画展
《 開催期間 》令和元年6月18日(火)~9月1日(日)
《 時 間 》9:00~17:00
《 会 場 》熊本県伝統工芸館 2階企画・常設展示室
------------------------------------------------------------
こんにちは。
ただ今、熊本県伝統工芸館 2階企画・常設展示室では、
「匠の技と心~未来に繋ぐ熊本の工芸Ⅰ~」 が開催されています。
会場では4名の工芸家の作品や道具、製作や家族にまつわる資料が展示されています。

展示作家名 : 林 昭三 氏(川尻刃物・川尻市)
        宮﨑 珠太郎 氏(竹工芸・山鹿市)
        住岡 忠嘉 氏(きじ馬、花手箱・人吉市)
        坊田 透 氏(肥後象がん・熊本市)

今月18日からはじまった「匠の技と心~未来に繋ぐ熊本の工芸Ⅰ~」展。
地域に根差した生活や習慣、伝統を背景に作られてこられた伝統工芸品。長きにわたりそれぞれ工芸品作りに邁進してこられた4名の工芸家の世界を、昨年熊本県が行った伝統工芸アーカイブ・情報発信事業で制作された映像とあわせてご紹介する展覧会です。

今回の展示では工芸品や道具などの資料と共に映像資料も合わせてご覧いただくことができます。
会場入り口にはアーカイブ映像が流れておりの映像資料の一部が紹介されています。

各工芸家さんのコーナーにも小型のテレビが設置してあり、2分版と5分版の2種類の映像をご覧いただけます。

製作風景をメインにそれぞれの土地の風景、工房の様子が映し出された映像は、製作の迫力や作家さんの声、息使いなどがリアルに伝わり、映像記録の重要性を感じさせます。



実際に使われた道具、製作工程も展示されていますよ。


林さんの工房から、刃物のかたちを整えるため切り落とされた鉄くず。

くるくるとした形が面白いですね。

この他、会場内では日本語、多言語で編集された映像をゆっくりとご覧いただけるスペースもご用意しております。

会期中には各作家さんを招いた上映会も行われます。
60分のロングバージョンの鑑賞会。鑑賞後には簡単な交流会も予定されています。
【日時】
7月28日(日)14時~ 川尻刃物     林 昭三 氏
8月 4日(日)14時~ きじ馬・花手箱 住岡 忠嘉 氏
8月11日(日)14時~ 肥後象がん   坊田 透 氏
8月18日(日)14時~ 竹工芸      宮﨑 珠太郎 氏


皆様、ぜ会場まで足をお運びください。
ご来場をお待ちしております。

関連記事